新米教員、新入生研修を乗っ取る(その1)

大学の教員はしばしば「自分の専門分野を学生がどれだけ理解できるか」で学生を評価しがちです。でも、それだと、実は、東大・京大の学生以外はみんな劣等生になってしまいます。そうではなくて、単純に、学生が今までできなかったことができるようになり、…

学部長が考えるゼミ旅行の重要性

先日、1年〜4年までの私のゼミ生10名と釜山に4泊5日旅行してきました。関釜フェリーを使うので現地では2泊ですが、朝早く到着し、夜に出航するので、向こうではまるまる3日間使えます。フェリーの中も大変快適です。料金も往復1万5千円。ホテルは…

学部長、横断会議を開催する

以前の記事で、学部長は学部の教員と切り離され、非常に孤独感を感じているということを書きました。学部長が出席する会議の数々は、どれだけ参加してもちっとも学部の改革につながりません。また、学部長が議長である教授会は、審議事項、報告事項をこなす…

学部長、高校訪問に行ってみた

「高校訪問」と聞いて、大学関係者の方々、どう思いますか? ウチでもやってるとか、あれはキツいとか、あんなこと今すぐ止めるべしとか、いろんな意見があることでしょう。実は、僕のオヤジも大学教員でして(実は学部長経験者なのでそのへんはまたおいおい…

学部長はあっという間に無能化する

学部長になってみてはじめて分かったこと。それは、学部長はとっても孤独だってことです。今までは研究棟にいて、何かあれば他の先生のところに遊びに行ったり、コミュニケーションをとることが簡単にできていました。ところが、学部長室は事務棟にあるので…

学部長ブログを始めます

こんにちは。突然衝動にかられて、ブログを始めることにしました。私は九州国際大学法学部に2001年から勤めています。国際政治学の科目で専任講師として採用されましたのが31歳の時でした。で、学部長になったのは私が38歳の時です。以来2年間学部長を勤め…